きえもの

きえもの【番外編】①

中国放浪記‐北京編
  
はじめまして北條恭兵です。江口先生のご厚意で父に代わり、北京生活のよもやま話をさせていただきます。どうぞ宜しくお願いします。
私が中国に関心を持ったのは斯さん宅に子供の頃から何度か居候したことが始まりです。今は同志社大学グローバル・コミュニケーション学部中国語コースに在籍していて、9月から約10カ月間北京大学に留学しています。
生活の基盤、学生寮は学部棟に隣接した敷地内にあります。便利ですが、そもそも広い敷地なので、移動は自転車を使います。PM2.5よりも乾燥が厳しく、洗濯物がオアシスです(写真1)。夜になると寮の中庭は留学生の宴会場になります。今晩はチェコ人と一緒です。欧米人はいきなりウオッカですから、もう二日酔いです(写真2)。
我が家の会長は厳しいので、父と私は絶対服従でした。留学が始まり解放されたわ!なんてイイ調子もつかの間、酷い鼻炎です。日本から持参した薬も効かず、仕方なく病院へ。昨年夏、田舎で熱中症になったとき、斯さんは簡単に「点滴すれば大丈夫!」と病院に連れて行こうとしたとき「ここ中国やぞ!」と父「それはそうだ」と斯さん。やばい病院が多い中国ですが北京は別。日本の損保会社が指定した豪華な病院に行けます。事前に長期の保険をかけたので、払わなくてよく、治療の後には交通費までくれます。中には病院通いをバイトにする人もいるようです(写真3)。
食事は全て学生食堂です。安くて、美味くて、ボリューム満点で、もう自炊は出来ません。それだけに食事時は正に「メシの獲りあい」。よく使う農園食堂は3階建。1階に500人は座れるでしょうか。父が「もっとわかる写真で」と言いますが、写真なんか撮っていたら私の食事はお預けになります(写真4、5)。

写真1
写真1
洗濯は部屋干し!一瞬で乾燥。
写真2
写真2
みんなよく飲みますよ。 
写真3
写真3
処方せん!効きすぎる。
写真4
写真4
カウンター越しに急いで注文。
写真5
写真5
一瞬で 3階までこんな感じ。