きえもの 129
〈中国ゴールデンコース〉
極寒の北京・洛陽・西安①
愚息の留学壮行会を開いてくださったメンバーを中心に「北京へ行こう!」折角だし「ついでに他の地へもと話は膨れます。「話は進むがどうするの?」良くあることです。長らく日中関係が冷え込むうちに、日本人の団体旅行は本当に少なくなってしまいました。以前のような団体旅行が出来るのか?頼るは毎度の斯さん「ツアープランホンマ出来る?」と言うと「何を言うか!もう免許は無いけど俺は敏腕ガイドだぜ!」と返ってきました。彼のそんな返事に不安が募るものの、細い糸を手繰り寄せるように準備を始めました。
旅行社に依頼するのと違い有志の旅行。いきなり「CRH の団体チケットが取れない」と返事がきました。テロ対策が関係しているようです。いきなり暗礁に乗り上げる我ら!そんな我らのケツ拭き(下品ですみません)をいつもしてくれる我が家のそれぞれ会長。実は斯さんの奥様は旅行局のエライサンがツレ。一瞬で発券に至ったそうです。しかし、けっして、お互い「イジはるの止めよ!」とかは思いません!。
話には聞いていたものの1月の下旬北京の気温は日中でも氷点下5度より上がらない極寒。校内の庭園も氷の世界です(写真1)。愚息が所属している対外漢語学院。世界各国から留学生が集います。それだけに我々のようなおのぼりの父兄も多く、ここでの記念撮影は日常茶飯事。受付のスタッフも合図宜しく「はいチーズ」とにこやかです(写真2)。
北京の宿は「前門建国飯店」。民族系のホテルでは北京5大ホテルの1つとされています。「ホテルの周辺の胡(フ-)同(トン)を朝食前に見に行こ!」と恭兵。「準備エエがな」と私。真冬の朝の散歩風景です(写真3)。「この近所に琉璃廠があり、下見に来たけれど道具屋さんなんかもう無いで」と。噂で聞いてはいましたが、益々訪京の魅力減。本当に残念なことです。
午後のCRHで洛陽に向かうまでの時間。天安門へメンバーは歴史博物館を見学できたのに、私は荷物が大きいと入場させてもらえず、諦め、天安門周辺をウロウロ。見つけた無数の長方形マンホール(写真4)。
「北條さんのスケジュール忙しいわ!」と言われてもせっかくの旅。急ぎ昼食。そして中国最大の西駅から洛陽へ。さてさてどんな旅になりますでしょうか(写真5)。
写真1
校庭の池横には貸靴売店もあります。学生も集う冬の名物です。
写真2
70カ国以上から留学生が来ています。
写真3
痛い寒さ!
写真4
大集会時のトイレになります。
写真5
敷地面積51万㎡(東京ドーム11個分)。全容の写真が撮れません。