きえもの

きえもの 126

‐煙と匂いに引寄せられて①‐鎮江
 
色々ご助言いただきまして、無い頭で考えた結果、今回から「きえもの」に改名いたします。2回読む必要も無い、資料性も無い。けれどもせめて1回は観てほしいと祈ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 中国旅行の楽しみの殆んどが、なんだかんだ言っても「飲み食い」。色々難しい話を聞いても、覚えてもいませんもんね~。いや私はですが。インパクトのあるメシ屋なのに縁が無くて、チョイスできず後ろ髪を引かれるように通り過ぎるのも消え物の宿命。2度と来ることの無い街のメシ屋街では、身を引き裂かれるような決断を迫られ、思わず「両方行く?」なんてこともあります。店から溢れる煙と匂い。そんな「消え去る宿命」のものが私の旅の記憶中、脳裏に深く残ってしまいます。
 前号愚息の「番外編」。こちらも暫し宜しくお願い申し上げます。そんな恭兵と一杯飲んだ北京からCRHに乗り4時間半。平均時速300㌔ですから、約1200㌔離れた鎮江南駅。17時北京南発。さすがに22時前にもなると、周りの客もお疲れ気味です。改札には毎度チョイ悪のツレがニコニコして待っています。彼は夜の街に似合います。先ずはホテルへ「安かったけどホンマのシェラトンよ」と。貧乏旅ですから、外資系は泊まれないと決めていましたが、昨晩の北京大学中関新園ホテル(写真1)の対応の悪さと宿泊費の高さに民族系もアカンと感じたトコ。もう外資もそれ程高くはない感じです。
 「晩飯まだでしょ?」「北京で甘い珈琲飲んだだけ」「お好みは?」「屋台がエエな~」「見つけときました」勘の良いヤツです。ホテルは鎮江駅前。近くの通り。雨上がり、夜中の、場末の、寂しくて肌寒い・・・想像してください。野郎ふたり堪りません!3軒並んだ右端の串屋。またもビンゴ!大好きな香辛料の効いた羊肉に野菜の串。ガツガツ食ってビールに再開を祝い白酒で乾杯。エエ調子です(写真2、3)。たらふく食っても飲んでもシメは要ります。串屋の並び牛肉麺の店。暗闇に引き寄せられる看板。チョット雰囲気のある少女のつくる麺。夜空の下で食うのは何処でも美味い!(写真4、5)。

写真1

写真1
北京大学直営?こんな対応でエエの?

写真2

写真2
羊肉にはヤッパリ白酒が合う!

写真3

写真3
すぐに串の山。

写真4

写真4
「牛肉湯」の看板に吸い寄せられる!

写真5

写真5
この煙が食欲を誘います。