中国よもやま話

中国よもやま話 59

― 中国食べ歩き ‐古村の披露宴② ―


 村の披露宴会場に戻ってみると沢山の人が集まり、祝宴の準備に大忙しです。この村の人口がどれほどなのかは知りませんが、そのほとんどがここにいるようです。


 この村は杭州市内からタクシーで2時間程の場所です。山をいくつも越えて来るのですが、本当に別世界です。以前にもご紹介しましたが、一人っ子同士の結婚披露宴は親同士の見栄もあってか、豪華ホテルですることが多く、バブル期の日本の結婚式に良く似ていますが、この古村でどんな格好で披露宴が始まるのか、みんな新郎新婦の到着を待ちわびているのです。


 料理も露店で調理します。料理屋さんを頼んでいるようで、プロの料理人が下ごしらえした食材を手際よく調理し、大量の料理ができあがります。お湯を沸かしポットに入れる係のおじさんも嬉しそうです。


 新郎新婦が高級外車で到着しました。爆竹に花火。紙吹雪の舞う中、新郎が新婦を会場に抱きかかえて入場しました。歓喜の中私も嬉しくなり大声で祝福していると、李社長がようやく帰ってきました。待っていたので怒ってはいませんでしたが、「必ず連絡しなさい」と重ねて注意されました。また一人深い友人が中国にできました。







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新郎の友達でしょうか。テーブルを作っていきます。
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大きな鍋で豪快に料理します。
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奥さん連中も飾りつけに追われます。
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下ごしらえされた大量の食材。
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お湯を沸かしながらお先に一杯。
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新郎新婦入場。
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