中国よもやま話 37
― 中国食べ歩き⑧ ―
二〇一〇年五月一日から一〇月三一日まで開催される上海万博。七〇〇〇万人の入場目標(大阪万博の入場者数は約六四二二万人)に向け上海市内の交通網の整備進められていますがひどい交通渋滞です。従来上海市民の日常交通の手段はバスのようでしたが、到着時刻の分かりにくいバスより確実な地下鉄の利用が増えています。空港―市内の移動は前にもお話しました通り地下鉄とリニアの乗り継ぎで移動します。荷物を持っての階段の上り下りは大変ですが、時間に余裕ができるのと、タクシーに比べると低価格で安全(中国のタクシー運転手の一部?は乗っていて心拍数をあげてくれることが多い)です。乗車には自動販売機でカード式のチケットを購入して改札機を通り、目的の駅で改札機にチケットを差し込み終わりですが、チケットは回収されて再利用されます。綺麗さは大阪や東京の地下鉄と変わらないですから、一度乗ってみてください(写真1、2、3)。
ただ、人の多い場所での掏りには十分注意が必要です。余談ですが、街中で見知らぬ人に突然物を預けられることがあるそうです。多くは麻薬だそうです。絶対に預からないようにしてください。
約二〇年前、江口先生に初めて中国に連れて行っていただいた際の上海で、マクドナルドやケンタッキーに長蛇の列ができているのを見て驚き、味などに興味がありました。ただ訪中時には中華料理が当たり前ですから、わざわざ行くことはありませんでしたが、友人に聞くと吉野家などにも良くいくらしいので、連れられて行ってみました。味も雰囲気もさすがマクドナルド。日本と変わりません。違うのは店員が中国語+英語で話していることぐらいでした(写真4、5、6)。
写真1
スーツケースを持っては恐ろしく通りにくい改札機。
写真2
再利用されるカードチケット。
写真3
新しい電車ということもあり、車内は綺麗です。
写真4
リニア駅高架下のマクドナルド。
写真5
日本同様の繁盛ぶり。
写真6
ビッグマックセットを食べました。