中国よもやま話 123
― 中国食べ歩き ‐古鎮めぐり㊼‐斯宅
チョット前、デートの待ち合わせ場所の定番は、大阪ミナミはロケット広場。同じくキタはビッグマン。ビッグマン前など人が多いので向かって右側とか決めとかないと、ようやく取り付けたワクワクな時間がお流れ!悲劇になってしまう程でした。今は便利過ぎて、巡り合うまでのハラハラ感も少し違うかも知れません。とは言え、いくら便利になっても、初来日の中国友とミナミ界隈で待ち合わせするのは難しかったでしょう。携帯端末が普及したおかげで、「こんな場所でこんな格好で待ってるで~」と写真で送れば簡単に合流完了。無事斯宅友、李さんの娘、李灵秀嬢と出会えました(写真1)。
中国歴史物語といえば、やはり「三国志」でしょうか。登場人物の強い個性に好きな武将はそれぞれでしょうが、私は「趙雲」ファンですが、圧倒的人気は「諸葛亮」でしょうか。それだけに「明日ドコ行くの?」と斯さんに聞くと「ナイショ!」「朝6時発で!」明日のお楽しみということでしょうか?
早朝杭州の中心部を抜け出すと後は楽勝!高速道路もガラガラ。ただ未だに「ドコ行くの?」「さあ」って感じ。その上朝飯も抜き「今日は色々行くからね~昼までお預け」ですと。
なんだかんだ言いながら約3時間。到着した村のバス停。を見て興奮する私。以前から行きたいと話していた「諸葛」古鎮に連れて来てくれたのです。因みにバスのおしりの写真「山口百麗」は、中国でも有名な「山口百恵」さんの美しさにあやかる意味でつけたかどうか斯さんの情報では微妙ですが、パクリ的な化粧品の名前。高級品ではありませんが結構売れているようです(写真2、3)。
浙江省藍渓市にある諸葛村は中華食材には欠かせない「金華ハム」で有名な金華市の西側に位置します。
古鎮近くにそびえ立つ孔明像(写真4)。さすがに武将という豪快な感じは無く、柔らかい表情です。約600年前に孔明の子孫が住み着いたこの地。所在が分かりにくいのもこの古鎮の特徴。苦労してやっと巡り会えた時のような感動です(写真5)。
写真1
写真2
バスをみんなで洗う。
写真3
下の「蘇家愛華」はドラッグストアの名前です。
写真4
この鳥の羽の扇子ほしい。
写真5
国道からは桜並木。全く集落があるように感じません。