中国よもやま話 122
― 中国食べ歩き ‐古鎮めぐり㊻‐斯宅
毎月迫ってくる放浪記の締切。つまらん話でも思い浮かばず行き詰っている朝。我が家の会長「コーヒー飲む?」と。懲りずに「飲む」と私「ほな自分で淹れ」ですと!「あんた好みウルサイから」などとワザワザ付け加えられると・・・。ますます行き詰りそうな一日の始まりです。
論語の「朋あり遠方より来る」中国友との交わりは、この言葉無くしては語れないものです。とは言え「一人っ子政策の弊害か、特に富裕層の集まる沿岸部の若人は、「遠方の朋とはチャットでOk!」と面と向かって交わるのは煩わしいようです。
何度も訪ねるのはそこに朋がいて、引き寄せる力があるからでしょうか。いつも「これでもか!」ともてなしてくれるのが斯さんの幼馴染。村で電気店を営む李培永さん。と洋服屋を営む奥さん(写真1)。小学校の面々と美術学院。そして我々日本チーム全ての胃袋を満たさんと、村の料理人を雇って30種を超える郷土料理でもてなしてくれました(写真2)。 前回訪れた際いつものお礼(のつもりで)にと私の拙作をお土産にしたところとても喜んでくれました(写真3)。ご機嫌斜めなのが同席の同じく幼馴染斯英成さん「俺のは無いの?」と。面子を立てるのは難しい!ということで、拙作をお土産にしたところ「次は村中の酒を集めて酒盛りしょう」と言ったかどうか知りませんが、それ程喜んでくれました(写真4)。
いつも中国ではさすがに緊張しているのでしょう。少々呑んでも意識を無くすような(日本でも最近ほとんどありませんよ)ことはありませんが、今回はさっぱり覚えていません。理由はどうもこの女性。私も美人には弱いね~。寝覚め後皆さんに見せられた書道の先生金燕飛さんとのツーショット。ホント嬉しそうな顔してますね~情けない!(写真5)。
原稿がすすまぬ中、斯さんから「李さんの娘が初めて日本に行く。李夫婦がとても心配してるから案内宜しく」とメールが「いつもお世話になっているのだからしっかりご案内しないとね」とコミ障の我が家の会長。あんたもチョットはエエとこあるやん!
写真1
写真2
20人以上の大人数でも、とても食べきれません。
写真3
題材は論語の中からいつも選びます。
写真4
ご満悦なこちらも斯さん。
写真5
昔から美人は苦手。ということに。